未来の投資家 future investor 2004 9 12

 日経マネー10月号で、「プチ株大作戦」という特集があります。
内容は、「10万円台で買える有名銘柄が増殖中」、
「5万円以下も100銘柄、お小遣いで買える一番人気銘柄は、これだ」などです。
 こういうことは、古い投資家には理解できないでしょうが、大事なことです。
現代においては、株式投資とは、もはや資産家の道楽ではないのです。
 未来の投資家にとっては、「プチ株」で、株式投資を練習する必要があります。
そして、これが、経済や金融を学ぶ第一歩となれば、一石二鳥です。
 企業にとっては、「株主=固定消費者」です。
株主が会社を育て、株主とともに会社も繁栄していくという方法もあるのです。
 ですから、「プチ株大作戦」というのは、決して笑い事ではなく、真剣です。
経営者も、株式投資のトレンドが変わりつつあることを意識すべきです。

囲い込み enclosure 2004 2 26
 これは、現代の「囲い込み」なのか。
少子高齢化が進む日本においては、
市場の規模が、今後、縮小していく。
 現代の日本においては、
企業による、消費者の「囲い込み」をする必要が出てきたのでしょう。
株主=消費者。
いや正確には、株主=固定消費者。
 何となく、今の日本は、イギリスの産業革命の前夜のようだ。
「囲い込み」と「農業革命」、そして産業革命。
 「たんぱ市況コメント」には、このような記事がありました。
「アサヒビールの前12月期における単位株主数は8万人超と、
6月中間期の4万人に対して、2倍に増加した。」 
 現代の「囲い込み」とは、
境界のはっきりしない耕作地や共有地(消費者)を、
垣根など(株主優待制度など)で囲って、
個人(企業)の所有地とすることである。
 こうした「囲い込み」に対して、
また、「出遅れる」企業が、出てくるのでしょう。









































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